※本ページでは、ブログの運営方針および、情報の扱い方、スタンスなどについて記載しています
運営について
「あきつのまなこ」は、筆者・秋津なまこ一人で運営・調査・執筆を行っている、個人ブログです。
広告等は一切付けておらず、収益化もしていません。
私の気が向かなければ調べないので、「ここを調査してほしい」、という依頼も受け付けておりません。
体調の変動があるため、記事の公開にはばらつきがあります。
情報の扱い方について
私は以前から、皇室系界隈の一部に起きている、 勢いで消費されていく情報の危うさを感じていました。
「事実に基づいた」として資料が挙げられ、 「可能性はゼロではない」という情報が示される。
その情報にとって都合の良い材料だけが拾われ、「これが事実である」と、枠組みが固められ、 結論ありきで話が進んでいく。
その結論は、推測の一つにすぎないのに、 その推測を前提として、さらに次の推測が積み重ねられていく。
やがて多くの人に伝わるうちに、 それは「紛れもない事実」のように語られ、広がり、定着していきます。
その情報が、どこからどのように出たのかも辿れないほどに。
それは本当に、 「事実に基づいた話」と言えるのでしょうか。
私は、この連鎖に、とても強い違和感を覚えています。
検証姿勢について
私自身も、仮説を立てて検証することはあります。 (例:悠仁さま受賞作文コンクールの検証)
しかし、提示しているのは、まず一次資料や数値といった「事実」であり、 それ以降は「仮説」として扱い、 最終的な見解も、「個人の推測の結論」であることを明示しました。
また、仮説を補強する情報だけではなく、 それを打ち消す可能性のある情報もあえて載せ、 読者に一つの結論だけを与える書き方はしていません。
私は、結論を先に決めてから、資料を集めることが好きではありません。 バイアスがかかるからです。
自分にとって都合の悪い情報も含めて、全てのデータをまず提示し、それらを踏まえたうえで、 最後に私自身の考えを置く、読者にも各自の考えを…という書き方をしているつもりです。
正直なところ、 このような構成は「読まれやすい記事」ではありません。
セオリーから大きく外れた、地味で検索にもかかりにくく、分かりにくい書き方だとも自覚しています。
「事実」と「推測」の区別について
このブログでは、可能な限り 「事実」「推測」「感想」を分けて書くよう心がけています。
それらが曖昧なまま、立場の強い者から発信されると、 一気に拡散されることで、異なる視点を示す人が排除される。
「否定するのは○○信者だからだ」といったレッテルが貼られ、 結果として、議論そのものが壊れてしまう。
同じ意見しか許されない空気、非論理的な熱狂の渦。
異なる視点や違和感が入り込む余地のない「場」は、いつか思考が停止してしまいます。
健全な議論の場ではなくなるからです。
その様子は、 界隈の外からどう見えているのか。
そして、なぜこの界隈は、いつまでも「陰謀論」として見られてしまうのか。
その構造についても、考え続けたいと思っています。
記事のスタンスについて
タイムリーでスキャンダラスな話題は、 速く拡がりますが、消えるのも早いものです。
私は、 公開した瞬間に消費される情報ではなく、 1年後、2年後に読み返したときにも意味のあるものを残したいと思っています。
界隈の内外の人が、「あれは結局、どういうことだったのか」と思い、 後から確認できる場所でありたい。
打ち上げ花火ではなく、地層を残したい。 そのために、書いています。
AIの使用について
AIに調査をさせたり、内容そのものを書かせることはしていません。
思考整理や論点の整理、矛盾の確認など、 いわゆる「壁打ち相手」として、補助的に使用しています。
このブログが目指すもの
話題として、皇室、事件、歴史、制度などを扱うことはありますが、 それは誰かを攻撃するためのものではありません。
個人は、大きな社会の枠組みの中で翻弄される存在。
その構造のほうを、見たい記したいと思うのは、私個人の趣味です。
「分からないまま、事実として流れていることを、分からないなりに整理する」 そのために、書いています。
読み物としての「物語」を作ることよりも、記録として「形を変えずに後に残せるかどうか」を重視しています。
最後に
もし、このブログが肌に合わないと感じた場合は、 無理に読む必要はありません。 私でも、疲れます。
ただ、勢いで誰かが悪者にされていくことに違和感を覚える方や、 誰かから発信され「一体化」し消費される情報ではなく、自身の頭でじっくり考えたい方には、 何か残るものがある場所でありたいと思っています。
秋津まなこ
