あの赤門ネットワークさんが、また署名を開始されたようです。
ズバリ、
皇位継承に関する全ての議論の前に、殿下が本当に上皇様の実子であるか否かを証明するためのDNA鑑定がなされることを要望致します。(署名ページが開きます)

内容については、この証拠はあるのだろうかと思う部分があり、画像についても、比較のためのヒゲではなかったかと私は記憶しているので大丈夫かと思う面がありますが・・
要望については賛同しましたので、私も署名しました。
皆さん同じ思いであったのでしょう。勢いよく伸びています。
開始して丸1日経過したでしょうか、9/23 15時30分現在 既に 6375筆を集めていますね。
日本ではタブー、アンタッチャブルとされているが、本来避けて通ってはいけないことですよね。
ある皇族が東大の推薦入試を〝利用〟し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します。←こちらの署名数は不思議な急ブレーキがかかりましたね。
これまで思ってきたことを書いてみようと思います。
「歴史的事実」は意外と脆い
書いてみる
さて、ここで私もズバリ書いてみます。
あくまで私個人の疑問であることを記しておきます。
男女に関わらず、天皇は本当に2600年、血をつないできたのでしょうか。
誰一人、その歴史を見続けた人はいないですよね?
私は、歴史の研究者でも皇統をしっかり勉強したわけでもありません。
ただ、素人だからこそ率直に書いてみます。
歴史全般に言えることですが、記録されてきた文献などから知るのみです。
記録が誤っていれば、あっさりと崩れることもあるのではないでしょうか。
「お顔」を知る歴史は短い
秋篠宮さまが上皇様の血を継いでいるかについて、疑問を持つ方は増えてきていますね。
菊のカーテンが薄れてきたとはいえ、庶民はまだまだ「奥」のことは知らないのが現状です。
令和の時代において、天皇皇后両陛下を見れば誰もが「天皇陛下だ」とわかります。
皇室に関心のある方なら、各宮家の女性方のお顔も知っているでしょうね。
しかし、自国の「天皇」のお顔を知る歴史は非常に浅いと言えます。
中世以降、日本では将軍が実権を握り、庶民は自分の住む地域のお殿様の顔すら知らないことが一般的でした。
天皇の顔を知っていた人々は、京の都においても、貴族の中の限られた者たちだけだったでしょう。
国民が「天皇」の顔を知るようになったのは明治以降、御真影を通じてです。
テレビなどで広く知られるようになったのは戦後のこと。
つまり、国民が天皇のお顔を知るようになったのは、たかだか80年から150年ほど前のことです。
終戦の玉音放送で初めて、国民は昭和天皇の声を聞きました。
江戸時代以前の情報はほとんどブラックボックスのようで、残された文献からしか知ることができません。
神話の時代については、異世界転生のような感覚すら抱きます。
平安時代の外戚(私はこのあたりで既に‥と考える)
小学校で習ったので、皆さんご存じでしょう。
平安時代は、天皇の「外戚」が権力を握っていました。
「外戚(がいせき)」とは、一般的に母方の親族を指す言葉で、
具体的には、母方の祖父母や叔父・叔母、その子供たちなどが含まれます。
「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」
これは、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に登場する藤原道長の歌とされています。
道長にとって、娘を天皇に嫁がせることは権力を握るための重要な手段でした。
平安中期までは妻問婚が一般的で、天皇は妻のもとに通い、子どもは母方の家で育てられました。
幼い皇子が皇位を継ぐ場合、頼りになるのは母方の祖父です。
乳母子も母方の血縁で囲むことで、藤原道長のように権力を強化することが可能でした。
一姫二太郎
とにかく女子を天皇に嫁がせる、そのために、とにかく女子を生むことが権力を握るために必要なことであったと。
「一姫二太郎」ですね。
一人目は女子、その子を天皇に嫁がせる(約束を生まれた時~幼少期に)
そして二人目は男子で、自分の家を継がせ天皇の補佐役に据える

語源はこの藤原道長時代の外戚の文化からきていると、大学時代に聞いて納得した覚えがあります。
※エビデンスを探しましたが、「「一姫二太郎(いちひめにたろう)」という言葉は、日本の古くからの家庭における子供の理想的な順序を示す表現です。最初に女の子(姫)を、その後に男の子(太郎)を持つこと」とのAIの答えしか出てこなかったので、真偽は不明なままです。
○○先生、出典は何かまで教えて頂きたかった・・
また、三割の方が「一人の女の子と二人の男の子」だと、間違って覚えているそうですね。(平成12年度「国語に関する世論調査」の結果について)(外部リンク)
令和の今
赤門ネットワークさんの署名の内容について、SNSを中心にずっと言われてきたことですね。
いや、私が未成年の頃には既に「礼宮さんと紀宮さんは誰と誰の子?」と言われていました。
SNSはおろか、インターネットすら無い時代でも、国民の口を封じることはできていませんでしたね。
ただの興味ならくだらないゴシップなのですが、皇位継承をするとなれば、曖昧にしておいていい問題ではないでしょう。
英国で「父系の系譜に誤りのある可能性」
英国の出来事を記します。
レスター市内の駐車場の下から2012年9月に見つかった人骨が、リチャード三世の姉の子孫(母系出自)のDNAと一致したとのこと。
それをもって、人骨がリチャード三世のものだと判明したわけですね。
しかし、リチャード3世の曽祖父の兄、ジョン・オブ・ゴーントの子孫とは一致しなかった。
Identification of the remains of King Richard III

(訳・したがって、考慮された期間内では他の4人のうちのいかなる者の父系の親戚でもありませんでした。 これは、過去4世代のうちで虚偽の父親イベントが発生したことを示しています。)
シンプルに述べると、
人骨は15世紀の英国王リチャード三世のもの。母系のDNAで確認、しかし父系では一致しなかった。
故に、曽祖父からリチャード三世の間で繋がらない可能性、ということでしょうか。
英国の王族の系譜は、歴史的事実とされてきたものとは違っていた?

また、王族の子でありながら「婚外子」となった、他の国の例はこちら
王族の子どもなのに継承権がない? 各国王室の婚外子エピソード
デルフィーヌ王女(ベルギー)法廷で争って認知を勝ち取り王女に、って。このくらいオープンなのも羨ましい。
しかし、もしも、日本でこれを認めてしまうと、大丈夫でしょうかね・・・
我が子だと証明できる女 証明できない男
長編漫画『大奥』(よしながふみ 白泉社)には、江戸時代の将軍がほとんど女性という斬新な設定があります。
私はまだ見ていませんが、ドラマ化もされ、男女の役割が逆転した江戸城を舞台にした物語。
内容は、男子が流行病で亡くなる社会で、女性が将軍となり、徳川家を継いでいくというものです。
ジェンダー、政治、権力、人間模様が描かれており、私も大好きな作品の一つです。
この漫画では、あの八代将軍吉宗も女性として描かれています。
吉宗は、国がどのように男女逆転の状態になったのかを知るために御右筆(文書や記録をつかさどる職名)のもとを訪れます。
この御右筆・村瀬は、春日局に命じられ、「いずれこの国は滅びる。その行く末を見届けよ」という意味で名付けた「亡日録」を書き続けていました。
その亡日録を読み終えた後、吉宗は村瀬に次の言葉を問いかけます。(漫画では7巻に登場)
『だがしかし 血統で家を繋ぐという点から考えると
男系にはいささか 無理があるように思われるのだが いかがじゃ?
女系ならば その当主が生むのだから
その子は間違いなく当主の子だ 疑いようは無い
しかし 当主が男だとしたら その男の妻なり 側室なりの産んだ子が
その男の真の子であると どうして断言できる?
たとえ今の大奥のような場所に 女たちを囲った所でどこかに男の入る隙はできようぞ
常に その家の血統には 疑念がつきまとう事に なりはせぬか?』『大奥』よしながふみ 白泉社
問われた村瀬は、答えることなく息絶えます。
100歳近い御右筆、吉宗も『誰かにこの文書を伝えるためにこの老人は生きてきたのであろう』と丁寧に葬ってやれというシーン。
ここで示されているのは、「女系がよい」という話ではありません。
血統で家を継ぐという前提に立つなら、男系には「その子が本当に当主の子であると、どう証明するのか」という問題がつきまとう、という指摘です。
吉宗の言葉、まさにその通りではないでしょうか。
女性が当主ならば生まれた子は間違いなく当主の子、
しかし男性が当主なら、その子が当主の子であるとは断言できない
当主ではなくても、どこの家庭でもどこの国、民族でも実はそうなんですよね。
高貴な方、特に日本においてはタブーな話。
そして、上述した外戚の時代のように、子が母方の家で育てられ、父である天皇が常に子の誕生・養育を直接管理、接していたわけではない時代を考えると、男系血統の「確認」は、結局は、記録と周囲の証言に依存していたのではないでしょうか。
そこでやはり・・
では、男性はどのように血の繋がりを証明するか。
昔なら、女性の言い分を信じるより他はありませんでした。
しかし、令和の今の時代は「DNA鑑定」があります。
科学の力を借りましょう。
誰が誰に似てる、いや似てない。きっと安西家の血筋だ、いや違う。でもおかしい、妄想だ。
言っていても埒が明きません。
アキシンさんたちも、秋篠宮さまが疑われたままでは嫌でしょう?
人格よりも「血」だ。Y染色体が何よりも大切なのだ、2600年男で繋いできた!と「血統」にこだわる割には、何故かアキシンさんたち側からDNA鑑定しよう!とは言い出さないことが、私には不思議でなりません。
「血統が全て」ならばDNA鑑定とセット
秋篠宮家に皇統が移るとするならば、DNA鑑定は国民からのお願いベースではなく、むしろ必須だと私は思います。
なぜなら、日本の皇室は血統を以て繋いできているため。

ちなみに、私は、この2600年、仮に血統が繋がっていなかったとしても重要ではないなと思ってます。
現代、これからの天皇陛下は、お人柄が何よりも重要と考えているので。
天皇陛下が御簾の奥でいらっしゃった時代は、とうに過ぎ去りました。
英国の例でも、系譜に誤りがある可能性とされても、現王族についてどうこうという流れは起きなかったようです。
エリザベス女王が民衆に受け入れられてたからでしょうし、正直なところ、「血統が繋がっていないかも?まあ、そういうものでしょ」と思っている方が、もしかすると多いのかもしれません。
先延ばしされ続けてきた皇位継承問題が、切羽詰まった今となって噴出してきています。
男系男子しか現行法で皇位継承できない以上、現在の皇室典範のままでは、秋篠宮家に皇統が移ることとなります。
もし仮に、上皇さまと秋篠宮さまの血縁について疑問が払拭されないまま皇統が移るなら、血統で繋いできたとされる皇室の根幹に疑義が残ると言えるでしょう。
そして、国民がその疑問を持ってしまっている。
今ご存じない人も、今後知っていくことになるでしょう。
払拭させねばならないのではないでしょうか。
血統を根拠に皇位継承を語るなら、血統確認の議論を封じることはできない
したがって、皇位継承の議論の前に、DNA鑑定は必須、必要なものだと私は思います。
血統を以て皇位継承をするというなら、
男だ女だの前に、天皇家の血筋である証明は大前提ですからね。
それとも、この議論自体を封じるのでしょうか。
なにも墓を暴いてまで全ての血統を……などという暴論は言いません。
しかし、確認可能な範囲で、今できることを議論すべきではないでしょうか。
仮に行うなら、国内外を問わず、第三者性・透明性・検体管理の厳格さが担保される形で行われる必要があります。
しかし、菊のカーテンが残る日本で、そこまで開かれた議論が可能なのか。
今の日本では夢のまた夢なのかもしれません。
「男系男子」論と血統確認は、分けて考えられるのか
2026/05/17追記
旧宮家という、600年も前に枝分かれした旧皇族の子孫を皇族に、という案が現実味を帯びてきています。
もちろん、こちらの方々も血統の確認をお願いしたいと思います。
血統と性別を根拠に、一般人として生まれ育った者が皇族になるのですから。、当然ではないでしょうか。
皆さんはどう思われますか?
赤門ネットワークさんの署名は、とても大きな意義を持つと思います。
秋津まなこ
